『赤ちゃんに言葉を教える方法は?言葉練習の5つのポイントとは』

育児

何もできなかった赤ちゃんがいつの間にか動き出し

いつの間にか言葉を発するようになります。

毎日、ちがう表情を見せてくれる赤ちゃん。

かわいくて仕方ないですね。

そんな愛おしい存在だからこそ、
発達を出来るだけサポートしてあげたいものです。

自然と身につくことでも大人の少しの関わりで成長を大幅に
加速させるとこもできるんですよ。

言葉も関わり一つで成長が大きく左右されるものの一つ。

ポイントを掴むだけで全然違います。

 

話始めるのが遅いと感じているお母さんには特に実践してほしいものです。

今回はそんな言葉の教え方のポイントを押さえていきましょう。

◎ポイント1「言葉を発しない時から練習はスタートする」

言葉を発していないからといって、
語り掛けを忘れてはいけません。
この時期も言葉の練習に欠かせない時期です。

赤ちゃんは言葉を発する前に
言葉を理解していきます。

意味の理解もあれば、言葉の中にある気持ちの理解まで。

赤ちゃんはエスパーかと感じるほど気持ちが読み取れるんです。

寝かしつけの時に寝ないのもその影響。

「寝てくれ!!」とい思う大人のイライラ感をキャッチして

気持ちが乱れ寝ません!なんて悪循環でしょう。

そんなエスパー赤ちゃんは言葉そのものだけでなく、
トーンや抑揚、表情や仕草を読み取っています。

だからこそ、この時期の語り掛けは重要な意味を持ってきます。

繰り返しきくことで、子どもはどんどん言葉を
吸収していきます。

話す時期になった時にこの時の語り掛け
非常に重要になってくるんです。

そして、この時期の語り掛けは
成長に欠かせない大きな意味をもっています。

 

最近話題になり沢山の本のタイトルにもなった
「自己肯定感」って知っていますか?
日本人はこの自己肯定感がとても低いという
結果が出ています。

自己肯定感とは「自分は自分でいい」という気持ち。
自分を肯定的に考えられるということです。

日本人は自己肯定感が低い人が少なからずいるという結果が出ています。

これが低いと、「どうせ自分なんて」
「どうせ失敗してしまう」という感情が主となってしまいます。

逆にこれが高いということは“やる気”の持ち主ということ。

いろんなことにチャレンジすることでいろいろな成長発達を

期待することができますしなにより生き生きと過ごせます。

大きな話になりますがこの「自己肯定感」を育てるのが大人になるまでの関わりです。
そして初めの一歩が赤ちゃんのころの語り掛けです。

自然と「オムツ変えようね」「きれいになったよ」
「ニコニコね。機嫌がいいのね」「大好きよ」なんて

赤ちゃんに話しかけているでしょうが、
これが大事なんです。

肯定的な語りかけで赤ちゃんの心は豊かになっていきます。

 

◎ポイント2「言葉を使おう」

赤ちゃんの喃語を真似て同じように語ることも
赤ちゃんとのコミュニケーションとして必要なんですが、
言葉の教え方から言うとあまりおすすめできません。

言葉が聞いて覚えていきます。
だからこそ、単語でも語り替えることが大事です。

指さしが見られるような時期は特に必要です。
子どもが指を指すということは、
何かを伝えようとしているということ。

その時に指さしをしているであろう物の名前を言ったり、
「ご飯食べようか」「オムツ変えようね」など

動作をする前に言葉にして伝えたりする必要があるんです。

それを繰り返すことで、
単語をどんどん獲得していきます。

 

◎ポイント3「選択肢のある話し方」

Yes or Noで終わる会話が全ての中で育つと
言葉を発しなくても気持ちが伝わります。

気持ちを伝えようと言葉を獲得していくので、
言葉が必要なければ急激に覚えていくことがありません。

もちろん、全く覚えないというわけではありませんが、
沢山話す子よりは語彙も少なくなります。

周りに大人が多い環境だと、
このような現象は起きやすくなります。

大人はそんなつもりがなくても、
Yes or No会話になってしまいがちです。

選択肢があるということは、
話さなければ気持ちが伝えられないので

2歳を過ぎに近づいた子どもにとって
絶好の練習時間となります。

 

◎ポイント4「子どもの言葉を待つ」

言葉を獲得し始めると、話そうとしますが
とてもゆっくりです。

「あのね・・・」と時間をたっぷり使います。

大人からすると忙しいのに付き合っていられないとばかりに

「○〇なんでしょ」と先に答えを言ったりします。

これは子どもの言葉を発する機会を奪ってしまっています。

これは非常にもったいない。

 

もちろん。大人の気持ちも痛いほどよくわかります。
付き合ってたら日が暮れると思うこともあるでしょう。

だから全て、ずっと聞いていなくて構いません。

ゆっくり聴く時間を作ってほしいんです。
そうすると、子どもは気持ちを話始めます。

こんなやり取りが言葉を育てるんです。

 

◎ポイント5「言葉は真似て覚える」

言葉の理解は周りの大人が話してくれたものが基本です。
教科書を見て覚えるのではありません。

言葉を沢山吸収する時期に否定的な言葉や乱暴な言葉を聞いて育つと
それを言うようになります

大人のように意味を持って話していないといしても
そんな言葉を先に覚えさせる必要はありません。

最低でも赤ちゃんの前ではきれいな言葉を使いましょう。

赤ちゃんに向かって話していなくても、
赤ちゃんは聞いています。

例えば、夫婦喧嘩の会話なんかもそうです。

夫婦喧嘩を見た子は、気持ちが不安定になるほど
影響を受けてしまうんです。

だからこそ、言葉には気を付けたいものですね。

◎まとめ

言葉を教えることは、難しくありません。
愛おしい我が子への思いを言葉にしてあげてください。

肯定的な言葉を浴びるようにして育った赤ちゃんは
「自己肯定感」が養われ、
いろいろな成長を促すことが出来ます。

話すようになれば、「待つ」姿勢。
子どもの言葉を取らないで、
ゆっくり会話を楽しんでほしいと思います。

大人の関わりで大きく変わる成長。
楽しみつつ、ポイントを掴んで
関わりを工夫してみてください。

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